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学校法人 武南学園 武南高等学校

柔道部 インターハイ予選 団体

柔道部 2015年07月09日

平成27年度 柔道 インターハイ予選 男子団体報告

 

本校柔道部は6月19日20日埼玉県武道館で行われたインターハイ予選の団体試合に出場しました。5月に行われた関東大会予選ではベスト16で敗退し本戦出場を逃していました。戦力としては決して悪くなかったのですが、勝負の世界に絶対はない、ということを改めて思い知らされる結果となりました。

今大会には関東大会と同じメンバーで挑みました。体重制限のある関東大会(5人のうち3人は73キロ以下でなければいけない)と違い、体重の重い選手を並べることもできたわけですが、ベストメンバーを組むと結局はこのメンバーになりました。振り返ってみれば1年前の新チーム結成時から関東大会出場を目指してこのメンバーでやってきたわけですから当然といえば当然ですが。

新人戦が2位だったこともあり第2シードでエントリーされ、1、2、3回戦と順調に勝ち進みました。準々決勝は別のシード校でしたが難なく勝ちました。

準決勝は強豪・大宮工業高校との対戦となりました。先鋒・福本が技有りで取られた後、次鋒・萩原が有効で取り返しました。中堅・高田と副将・菊地はともに一回り以上体格の大きい相手に善戦するも引き分け。1-1のまま大将戦にもつれ込みました。

大将の本田は73キロ級の選手。90キロ級の選手を相手に果敢に攻め続け、一瞬のチャンスを活かして有効をもぎ取り勝利しました。その瞬間、今までの諸々の出来事が脳裏を駆け巡りました。感極まったのか、隣りでは泣いている者もいました。

決勝の埼玉栄高校戦は持っている力をすべて出して挑むことができましたが、健闘むなしく破れ準優勝に終わりました。インターハイ、そして目標だった関東大会は逃しましたが、高校最後の試合で結果を残した彼らは本当に強かったんだな、と身内のひいき目ながら思っています。

応援してくださった保護者・関係者の皆様方にはこの場をお借りして御礼申し上げます。また今後ともご支援のほどよろしくお願い申し上げます。

                                     柔道部顧問 福島智教