真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

準優勝!おめでとう!!

柔道部 2018年11月27日

 

県民総合体育大会兼埼玉県高等学校柔道新人大会が行われ、武南高校柔道部は、団体戦で、”絶対王者” 埼玉栄高校に敗れたものの、準優勝に輝きました。

県南大会を2位で通過した武南高校は

県大会2回戦から登場し、初戦は、同じ県南地区でしのぎを競っている大宮工業に3-1で勝ちました。

続く3回戦は西武地区3位の西武台高校を相手に4-0

準々決勝では、大柄の選手を揃えた東部地区1位の春日部工業を3-1

そして、インターハイ予選では負けている北部1位の本庄東高校との準決勝を迎えました。

先鋒 石嶺くんは 組ませてくれない相手に悩まされ引き分け

次鋒 大貫くんも 攻めきれず引き分け

中堅 森山くんは 開始5秒で技ありをとったものの、消極的とみなされ、両者反則負け

副将 門屋くんも 引き分けてしまい…

大将戦に、すべてがかかります。

会場大注目の中、畳にあがった本庄東高校の大将は、187cmという巨体の持ち主でした。

一方、武南の大将を任されたのは國松くん 170cm81キロです。

試合開始から、積極的に國松くんは相手を動かしにかかります。

ですが、これまでの國松くんの戦いぶりを見てきた相手は、簡単には、國松くんのペースに乗ってはきません。

見ごたえのある硬直状態の中、両者に指導をとられてしまいます。

さらに、相手は、体格差にものを言わせ、攻めるそぶりはみせるので…指導の数で國松くんは2-1と不利な立場にたたされてしまいました。

残り時間30秒…

それでも、國松くんは、巧みに相手を動かし、得意の背負い投げで相手を崩し…時間終了

合わせ技で國松くんが勝ち、武南高校柔道部は、決勝へとコマを進めることができました。

 

 

決勝戦は、「埼玉栄は武南に5-0と快勝し、堂々と20年連続の頂点にたった」と埼玉新聞が伝えるように…確かに…結果はそうかもしれませんが…81kg 90kg 100kg 100kg超 100kg超 の選手を揃えた相手に闘志むき出してぶつかっていく姿は、青春そのもののように思います。

「このチームの出だしは弱かったんですよ。」

そう言う顧問の佐藤先生も、

「茨城、千葉、東京と数多くの遠征をし、よく生徒たちも応えてくれました。」と…

厚い埼玉栄の壁に弾き返されながらも、生徒ひとり一人の成長に目を細めていらっしゃいました。

また、女子個人戦では、飛山さんが3位入賞を果たしました。

 

大きな壁にどうぶつかって、自己を高めていけるのか?

その結果こそが、かけがえのない青春 そのもののように思えます。

がんばれ!武南高校柔道部!