真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

個を鍛えろ! 明治大学魂

2017/11/13

進学クラスから明治大学に進んだ陸上部の澤田くんが、教育実習生として教壇に立ちました。

「陸上部時代は、短距離をやってたのですが、当時の部活の仲間はインターハイに出場しマイルリレー全国5位なんて…それこそ、凄すぎて…笑…自分は試合で目立つ記録を残すことはできなかったのですが、それでも、部活の仲間との思い出は、記憶にはっきりと残っています。本当に良い経験でした。」

後輩たちが、明治大学合格の体験談を話してくださいとお願いされると…、ほんわかとした口調で、笑いを交え、教室を爆笑の渦に巻き込みながら語ってくれました。

「普通、明治大学に行きたいと思うと、どうしても難問に取り組もうとしちゃうものですが、ボクは、センター試験を使って受験するということに絞りました。なので、難しい問題はやらない。そのかわり、やさしい問題だけ何回も何回もやりました。その結果、得意な日本史は100点、国語は170点台、苦手な英語だって160点台を取れました。」

「あっ!それと…テスト会場には、かわっている人がいるから焦らないでね~。テスト開始10秒前に奇声を発しながら入ってボクの前に座ったかと思うと、後ろを振り返って『よっ!』って、全然知らないのに声かけてきたり…。問題が難しかったからかな~激しく貧乏ゆすりをはじめる女子もいて…平常心をかき乱されることもテスト中あると思うけど、それを楽しむぐらいの余裕を持ってテストには臨んでね。」

"We strengthen the individual. 個を強くする” をモットーに掲げる明治大学では文化祭実行委員として、協賛企業をまわり、133回目の伝統の行事を滞りなく成功に導いた経験は、澤田くんをひとまわり人間として成長させたのは確実で、豊富な経験と、巧みな話し方の裏にある真理に、生徒たちも気づいているようでした。

身近な先輩の体験談は胸を打ちますね。人懐っこい笑顔で語る澤田ワールドに、生徒たちはどっぷりつかっているようでした。

 

写真は2年D組での研究授業中