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支える両親へ恩返し

2011.01.25

支える両親へ恩返し

 1月24日付埼玉新聞のスポーツ面に、武南高校スキー部の加藤さんが、カラー写真で紹介されていました。

加藤さんの所属する2年J組では、この快挙に朝から盛り上がりをみせていました。「芯の一本通った明るい子」が、ついに、全日本選手権に駒を進めました。担任の金子先生も自分のことのように喜んでいらっしゃいました。

<埼玉新聞より抜粋>
「よっしゃー」。ゴールの瞬間、喜びが爆発。電光掲示板でトップの表示がされると、興奮は最高潮に達した。女子回転は加藤が逆転で初制覇。「これで全日本選手権に出られる。うれしいー!」と何度も跳びはねた。
アクシデントを乗り越えた1本目のレース前、精神面で崩れて十分な準備ができず、「モチベーションが上がらなかった」と涙ながらに不本意なタイムを刻む。
だが、両親から「大丈夫よ」と励まされて復活。2本目で気持ちをリセットし、前へ前へとスキーを滑らせて勝利をつかんだ。
これまでも両親の存在が弱い心を支えてきた。昨年2月、県内の大会で惨敗。それでも毎日お弁当を作ってくれる母や声を掛け続ける父の姿を見て、スキーに取り組む姿勢が変わる。
夏場は筋肉強化に積極的に取り組み、インラインスケートや水上スキーで強化。「夏場の練習が今につながった」と躍進につなげた。
レース後は両親の元に駆け寄り、感謝を伝えた。「両親の恩返しのためにも、いけるところまで挑戦したい」と本大会の活躍を誓っていた。


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