令和7年度6月朝礼
new! 2025年06月03日
6月の朝礼が行われました。
まず、校長先生からは「言葉の日(5月18日)」にちなんで、言葉の力についてのお話がありました。
言葉は、人と人との関係を築く大切なものである一方で、ときには関係を壊すこともある、非常に強い力を持っているというお話でした。校長先生は、北原白秋の詩「ひとつのことば」を引用しながら、「言葉は人の心に直接届くもの。だからこそ、丁寧に、優しく使うことが大切です」と語られました。言葉の使い方を学ぶには、語彙力や表現力を育てることが不可欠です。授業や読書を通して、言葉を学び、豊かにすることが、優しい言葉を生み、あたたかい人間関係を育てていきます。そしてそれが、「ウェルビーイングな武南中学校」へとつながっていくのです。日々意識して「言葉」を使っていきたいですね。
続いて、生徒指導部の高野先生からは、新学期が始まって2ヶ月が経ち、少しずつ気が緩んでくるこの時期だからこそ大切にしたい、「基本の生活習慣」についてのお話がありました。挨拶の仕方、授業に臨む姿勢、休み時間や放課後の過ごし方──小さな行動の積み重ねが、個人の成長だけでなく、クラスや学校全体の雰囲気を大きく左右します。気を引き締めて、もう一度自分の生活を見直してみましょう。
生徒会長の清水くんからは、行事に向けた取り組みについて話がありました。今週は2年生の歌舞伎鑑賞教室、来週には全学年での理科のフィールドワークなど、これからさまざまな行事が続きます。どの行事も、ルールを守り、互いに協力し合う姿勢があってこそ、成功につながります。武南中生の力を合わせて、ひとつひとつの行事を大切にしていきましょう。
最後に、一貫4期生として卒業した教育実習生の紹介がありました。3週間という限られた時間ですが、いろいろなお話をしながらたくさんの思い出を作ってくださいね。
すべての先生方のお話に対して、生徒達は真剣に耳を傾けて、しっかりメモをとっていました。
教室に戻ってからは、そのまま終わりにするのではなく、感想シートの記入をします。話を聞いて、「自分はどう感じたか」「これからどんな行動をしたいか」など、それぞれが自分の言葉で思いを整理し、今日の学びを自分自身の成長に繋げようとする姿勢が見られました。