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学校法人 武南学園 武南高等学校

【柔道部】インターハイ予選 団体戦

柔道部 2023年06月22日

 

団体戦は、無差別で、点取りで行われます。

どの階級の選手を出してもいい戦いなので、体重のある選手を5枚揃えたチームが有利、と言えるかもしれません。

新人戦の結果でシードが決まるこの大会では、新人戦2位の武南高校が、栄高校の反対のやぐらに入り、抽選で他の高校が決まっていきます。

44校の中で対戦相手が決まるのですが、なんと、関東大会ベスト16に入ったライバル大宮工業が、武南のやぐらの下に入りました。

このメンバーで戦う最後の試合です。気合の入る武南は、以下のオーダーでのぞみました。

先鋒 泉選手73kg級2年

次鋒 中嶋選手100kg超級2年

中堅 若杉選手66kg級3年

副将 野崎選手100kg級3年

大将 川島選手73kg級3年

リザーブ川島選手73kg3年

 

1回戦、熊谷工業に5-0

2回戦、伊奈学園に5-0

 

と、無事に駒をすすめ…ベスト8で大宮工業との対戦になりました。

試合前、相手の布陣を考え、武南は、右の組手キラーの澤口を、大将として使う作戦をとりました。

先鋒 泉選手が66kg県2位の選手に対して小内巻で1本勝ち

次鋒 中嶋選手が100超級の相手に引き分け

中堅 若杉選手が、中学時代同じ道場に通っていたという100超級の1年生相手に引き分けます。

副将 野崎選手が相手81kg級のキャプテンに1本負けとなり、大将戦に勝負の行方がたくされます。

顧問に佐藤先生に「お前に任せた」と、送り出された澤口選手は、右の組手にめっぽう強く、3年間で何度も良いところで活躍してきた選手です。試合開始そうそうから強気に攻めて、せめて、指導を2つとり、最後は、内股透かしでかわしてワザアリとなり、

 

武南高校が2-1で大宮工業に勝ちました。

 

ベスト4の戦いは、関東大会16の武蔵越生高校でした。

先鋒 泉選手73kg級は、66kg級の相手選手の背負い投げを返してワザアリ勝ち

次鋒 中嶋選手100kg超級2年は、81kg級の選手に内股ワザアリを取られてから、フライパン返しで寝技に入り1本勝ち

2年生2人の活躍で、武南2ー0とリード。3年生の活躍に期待が集まります。

中堅 若杉選手66kg級は、60kg県2位の相手にワザあり負け

副将 野崎選手100kg級は、73kg級の選手に1本負け

これで、スコアーは2-2となります。

大将戦は、81kg級の右の組手の選手ということもあり、以前の大会で勝った経験もあるということで、チームの期待を背負って澤口選手81kg級があがりました。

期待に応え、押し気味に試合の流れを掴んでいたかに思われたのですが…残り30秒、相手に後ろに持っていかれたところを崩され、これがワザありの判定となり、武南2-3武蔵越生。

よく鍛えられた今回の武南高校チームの最後の団体戦は…ベスト4という結果となりました。

力を出し切りました。よく頑張りました。お疲れ様でした。

 

引き続き武南高校柔道部へのご声援よろしくお願いします。