【柔道部】熱戦の末 埼玉県3位!関東大会出場へ!
柔道部 new!2025年11月13日
令和7年度県民総合スポーツ大会 兼 高等学校柔道競技新人大会 兼 関東高等学校選抜柔道大会県予選
熱戦の末、守嶋選手が埼玉県3位!関東大会出場へ!
令和7年度県民総合スポーツ大会 兼 高等学校柔道競技新人大会 兼 関東高等学校選抜柔道大会県予選の個人戦が、埼玉県立武道館にて開催されました。
この大会は、各地区で優秀な成績を収めた選手のみが出場を許される県内最高峰の舞台。各校各階級2名までという狭き門で、さらにベスト4に入った者だけが関東大会への切符を手にします。まさに、選手たちにとって憧れと誇りの詰まった大会です。
本校からも多くの選手が出場し、果敢に挑みました。
66kg級 佐々木選手(1年) ベスト8進出。優勝した埼玉栄高校の選手に惜敗。堂々たる戦いぶりを見せました。
77kg級 吉田選手(1年) 初戦で敗れたものの、強豪相手に一歩も引かない気迫のこもった試合を展開。
81kg級 渕田選手(1年) 大宮工業高校の選手と互角の攻防を繰り広げ、紙一重でベスト8敗退。
90kg級 森脇選手(1年) 延長戦までもつれ込む死闘の末、惜しくもベスト8敗退。
90kg級 鈴木選手(1年) 優勝した埼玉栄高校の選手に2回戦で敗退するも、力強い柔道で会場を沸かせました。
100kg級 伊藤選手(2年) ベスト8で埼玉栄の選手に惜敗。意地と粘りの試合を見せました。
100kg超級 西本選手(1年) 2回戦で強豪・埼玉栄の選手に挑み、最後まであきらめぬ戦いを貫きました。
そして――
100kg級の守嶋選手(1年)が見事3位に輝き、関東大会への出場を決めました!
関東大会男子個人戦100kg級
強豪ひしめく中、堂々たる戦いで存在感を示す!
関東大会では、全国屈指の名門・国士舘高校、東海大相模高校の選手が並ぶ激戦ブロックに入った守嶋選手。
初戦の相手は、全国中学校大会で準優勝したという実力者。誰もが厳しい試合を予想しましたが、守嶋選手は一歩も引きません。
「自分の柔道を貫く」――その思いを胸に、気迫あふれる立ち上がり。会場全体が息を呑むほどの接戦が続きました。
中盤、相手が焦りから強引に投げを仕掛けると、一瞬守嶋選手が崩れたかに見えました。しかし、ビデオ確認の結果、相手選手が自ら前方に転がる形となっており、現代柔道のルールでは危険行為とみなされ、守嶋選手の反則勝ち!
まさかの展開に、会場からどよめきが起こりました。
続く2回戦では、東京王者・国士館高校の選手と対戦。力強い組手争いの中で果敢に挑みましたが、抑え込み一本負け。それでも、全国屈指の強豪に真正面から挑んだその姿勢は、観る者すべての胸を打ちました。
この経験は、間違いなく彼の柔道人生における大きな糧となったことでしょう。今後のさらなる飛躍に期待が高まります。
仲間たちの声援を背に、最後まで戦い抜いた本校柔道部の選手たち。
「一戦一戦に全力を尽くす」その信念が、確かに会場に響き渡りました。
引き続き、武南高校柔道部へのあたたかい応援をよろしくお願いいたします。

