アメリカ研修 2019 その２　

今朝は気温が-7℃と冷え込んでいてまた風も吹いていたため想像以上の寒さとなりました。しかし日中になると晴天のなか多少気温も上がり過ごしやすい一日となりました。
Woodstock Academy での研修2 日目となります。昨日体調不良で休んだ生徒もすっかり元気になり今日からみんなと一緒に研修に参加することができました。今朝も全員が遅れることもなく7 時半に集合することができ、普段日本の学校生活で遅刻や欠席が多い生徒もきちんと生活できていることにとても驚くと同時に生徒達の対応力にとても先生は関心していました。
昨日は初日だったこともあり初対面のバディと一緒に現地の授業に参加するなど生徒達は困惑と不安でいっぱいでしたが、今日になると生徒の中にはバディとすでに仲良くなり一緒にランチをとるなど現地の「High School Life」を楽しんでいる生徒も出てきました。しかしほとんどの生徒がまだバディと上手く交流が出来なかったり、現地の授業が全く理解できず四苦八苦している様子でした。これら全てが研修の一貫でもあり、実は自分が思っていたようには物事が上手くいかない経験こそが彼らを成長させる糧ともなります。楽しんでいる生徒ほど実は努力をしていて分からない単語が出て生きたらそれら全てをノートに記載してその晩に意味を調べたり、バディと交流するために事前学習で学んだ「自分の武器」を披露したりと自分がどうしたら「楽しめる」のかを自分で考え工夫をしていました。
Woodstock Academy での生活を通して日本と異なる点も多く生徒にとって毎日が新鮮でもありまた驚きの連続となっています。例えば時間割については日本人の感覚では決して理解出来ない構成になっています。

【Woodstock Academy 時間割】
1 時間目7:45〜9:02、2 時間目9:09〜10:15、3 時間目10:20〜10:38
4 時間目10:45〜12:39、Lunch 12:39〜12:46、5 時間目12:46〜14:15

また、こちらでは日本の高校とは違って各クラスへは先生ではなく生徒が移動していくまるで日本の大学のようなシステムになっています。したがって、休憩時間は常に生徒が校舎内を移動していることからゆっくりする暇もなく常に慌たださを感じています。これらすべてが生徒にとって異文化理解につながり、また生徒の視野を確実に広くしていく機会にもなります。
今日は帰宅前に集まったタイミングでバディと思うように交流ができていない生徒に向けて先生から事前学習で行った「自分の武器」を再度確認して明日の研修に挑むようアドバイスをして頂きました。

Woodstock Academy の研修もあと残り3 日となります。生徒はここまで悪戦苦闘の日々を送っています
が、みんなとても充実した日々を送っている様子でみんな生き生きとした良い表情で生活しています。
 

続く