真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

埼玉クイズ王 

2016/02/17

Q 「目、耳、鼻のうち県内の駅名に使われているのは?」

このような問題で、地元埼玉の愛着と知識を深めてもらう「第4回埼玉クイズ王決定戦」の決勝が14日、さいたまスーパーアリーナで開催され、武南高校OBで結成した「武南3A」が初優勝を果たし、台湾旅行を獲得しました。

 

大会には275チームが参加し、予選を勝ち抜いた9チームが決勝に進出、激戦が繰り広げられました。武南高校同窓の男性3名で編成されたチーム、「武南3A」のリーダー、岩井くんは、高校時代、選抜クラスに所属し、野球部でファーストを守った文武両道を実践するスポーツマンでもありました。彼は優勝インタビューで「前回は3位で、今回はジャンルを分担して勉強してのぞみました。先行されてからの逆転で…うれしいです。埼玉がますます好きになりました」と笑顔で感想を述べたそうです。朝日新聞2月16日付けでOB達の快挙を知ることになった職員室では、Think global, Act local を地でいくOB達の健闘にわきました。彼らの担任だった武田先生は言います。

埼玉県知事と記念撮影 埼玉県知事と記念撮影

「うわ~クイズ王になったんですか?いくつになってもアツイ気持ちを持ち続け挑戦している彼らのことを誇りに思います。3年A組は…勉強と行事とケジメのあるクラスでしたからね。文化祭でやった焼きそば屋!それはそれは素晴らしかったですよ~。教室の中に果樹園を作ったのですが…天井から葡萄がたわわに実っていたし、教室側面に施した煉瓦の壁だって手を抜かずリアリティあるものを創りましたからね。」

焼きそばを作って売るだけならば…あそこまでの装飾はいらなかったのかもしれません。それでも、クラスみんなで決めたテーマに沿って、各自の持ち場で全力を尽くすという、高校時代培った青春という時をデコレートする姿勢が、社会人になってからも良いこだわりとなって、今回の「クイズ王」につながったのかもしれません。

そんな大袈裟なことではなく、ただ単に、武南で出会った気の置けない仲間たちが…”またしでかした” だけなのかもしれません。それでも、ひとつ確かなことは、彼らのニュースで武南高校職員室が和やかな雰囲気に包まれたということ。常日頃、我々教職員が思っている、卒業しても、いつまでも、心のどこかで生徒達とつながっていたい。『武南3A』というチーム名にしてくれたことが、その思いが通じていると再確認させてくれるに十分の出来事でした。

おめでとう!台湾旅行楽しんできてください!

  

Qの答え:親鼻駅(秩父鉄道)