真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

みんなを巻き込む力 祝!埼玉大学合格

2019/03/16

蕨東中学出身、ダンス部所属、選抜コースの本上くんが埼玉大学に合格しました。

「も~う、高校生活、思い残すことは何もありません!」

職員室に飛び込んで来て、合格の報告をした直後、大きな声で高らかに…彼は、そう言い放ちました。

「本当に高校時代を謳歌してたよな~本上は!」

彼の活躍は目を見張るものがあったので、学年の垣根も超えて先生方から

「良かった~!本上みたいな奴が受からなきゃ!!」

と、大歓声があがりました。

「僕は、高校時代、新しいことをやってみたくって、ダンス部に入部しました。ヒップホップのメンバーは成果をあげていたのですが、僕たちブレイクの方は、イマヒトツで…。4月の大会で引退する予定だったんですけど、7月の全国大会に挑戦しようと頑張ることにしました。ダンスってチャライ…笑、と思われがちですが全然そんなことなくって…。やると決めたからには、個人練習はもちろん、動画とかもチェックして、振付、構成をみんなで考え抜いたんです。そしたら、全国大会に出場できて、しかも、審査員特別賞までもらえちゃって、今でも思い返すと…震えちゃうほど、武南で一番の思い出です。」

 

本上くんが武南を選んだのは、家からも近く、居心地も良さそうな学校だな~と思ったからだと言います。

「入学した時は、ただ漠然と、毎日が楽しければ…というだけでしたが、物理の藤本先生の授業は、まず、おもしろくって笑わせてくれる実験をしてくれて…そこに確かにある物理の世界を気付かせてくれたんです。物理っておもしろい!そこから、受験勉強を生まれて初めて本気でやりはじめました。僕は塾に行ったことがないんです。だから、武南の授業がすべてでした。」

担任の伊藤先生は言います。

「クラスでもムードメーカーだったし、ダンス部でも目立っていたし、勉強に関してもよく努力し、わからないことがあるとしつこいぐらい先生方に質問したり、それから、ここが本上の魅力だと思うんですけど、仲間を一緒に勉強に巻き込む力がスゴイんですよね。彼と一緒にいるとみんながやる気になってくる。」

国語科の田中先生も

「”文武両道をオレが証明してやる” って言ってので…本当にうれしいです。」と大喜び。

「将来は、物理を極めてみたいと思っています。大袈裟に聞こえるかもしれませんが、答えのないものを研究してみたいと思っているんです。」と、本上くんのノビシロは無限大のようです。

「大学でもダンスを続けるんですか?」と尋ねると…

「もちろんです!!」と天真爛漫、即答でした。

合格おめでとう!本上くんの笑顔最高です!