がんばりの全てがよろこびの涙に…祝!埼玉県立大 合格
2019/03/07
上尾南中学校出身、選抜コースの田辺さんが埼玉県立大に合格しました。
今は、学年末テスト中、生徒たちは職員室への立ち入りが禁じられているので、そっと職員室のドアを開けた田辺さん。先生と目があって…
「入っておいで」と声をかけられ…す~っと先生の席まで進むまでには、すでに、目は真っ赤になっていて…
「お陰様で合格しました。」
絞り出す声に、これまでのがんばりの全てが涙となって…ドッと頬を伝わりました。
「小学校の頃から看護婦さんになりたいって思ってました。」
その言葉通り、田辺さんは、その夢を実現することにぶれることなく邁進し、成績はクラストップ、学級委員も務めたので、卒業式では成績優良賞に選ばれました。
第一志望の埼玉県立大へのチャレンジは公募制推薦から始まりました。小論文指導で、西巻先生について、一から教わってきたのですが、結果につながらず、自分の力のなさに打ちのめされたと言います。それでも、夢を諦めず、センター試験できちんと結果を残し、私立大学合格もキープしつつ、何度も、何度も、先生のもとを訪ね、埼玉県立大合格を目指し、添削指導、面接指導を受け続けました。その時のことを本人に聞くと、
「先生は、私がまったく書けていないときでも、決して見捨てることなく、良いところを褒めてくれて、励ましてくれて…」
そこまで言うと、また、大きな涙がこぼれました。
「いえいえ、この娘がえらかっただけ。良くがんばったわっ」
先生は謙虚に教え子の合格をよろこびます。
「先生!一緒にピースして写真撮りましょうよ♪」
その光景は、心の通い合う親子のようにもみえました。
生徒の個性を見抜き、優しく寄り添う西巻マジック…流石です!
「将来は患者さんの立場になって考え行動できる看護婦になりたいと思っています。」
田辺さんが、合格の報告で涙を見せたのは、それだけ本気だったから。一途にがんばった結果が実を結んだから…。
この成功体験を次のステージでも必ず活かして、自分で言っていたような、世のため人のために動ける人になってくださいね。
合格おめでとう!ステキな涙…ジーンときました。