真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

遠くであいつもがんばってる 祝!University of San Francisco 合格

2019/03/19

 

アメリカの大学で大好きなサッカーをやりながら、自分の方向性を模索している先輩から、うれしい便りがありました。

この春からサンフランシスコにあるUniversity of San Franciscoに編入し、都市計画(Urban Studies)を学びながらサッカーチームにも所属している梶谷泰貴です。武南高校を2015年に卒業し、アメリカの大学に行ける英語力をつけるためNICという学校に1年間通い、2016年の夏からアメリカの大学に入学しました。僕はDiablo Valley College に1年間通った後、City College of San Francisco に編入し高校卒業時にやめて趣味になっていたサッカーをもう一度真剣に始めました。(Diablo にはサッカーチームが無かったため。)

アメリカの学生生活はそこそこ楽しかったのですが、何か物足りなさがありました。でも、色々な人と出会い話をし、考えて考えて、編入してサッカーをする決断をしました。CCSFに編入してからの僕の目標は、Division1の大学からオファーを貰うことだったので、とにかく上手くなりたい、活躍して試合に勝ちたいという気持ちで精一杯でした。トレーニングと授業で忙しくはなりましたが、僕の中では授業だけの毎日より遥かに楽しく、チームメイトにも恵まれたのでキツイことも含め本当に充実した生活を送っていました。2シーズン目からはキャプテンを任せて貰えることになり、難しいことだらけでしたが結果、California State Championship まで駒を進め、Californiaでベスト3という結果も得られました。これはチームの歴史の中でも2回目のことで、負けた悔しさはもちろんありましたがこのチームで2シーズン打ち込んだことも誇らしく感じました。

 

夏に参加したセミプロリーグ(USL2)とCity College of San Francisco での活躍が認められ、Division1のUniversity of San Franciscoからオファーをいただくことができました。環境もレベルも2年制大学とは全然違ってキツイ走りもありますが、また人として、選手として、レベルアップできる環境にいれることは、まだまだ満足できませんが素直に嬉しいです。

そして、City CollegeでのGPA3.8(4段階評価)も助けとなり、奨学金も出していただけることになりました。残り2年間の中で1年間分は授業料、教科書代(約530万円)が免除になります。やっとスタートラインに立てただけで焦りもありますが、毎日試行錯誤しながら学業とサッカー、結果で自分がして来たことを示したいと思っています。

小さいことを毎日続けること、考えながら結果のために努力することをこれからも続け、イギリスやアメリカのいろんな場所にいる仲間達に「遠くであいつも頑張ってるな。」とたまに思ってもらえるように成長していきたいです。