真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

高校時代のお手本! 祝!埼玉大合格 

2020/03/30

特進コースの上田さん(朝霞五中出身)が埼玉大学に合格しました。

合格発表をネットで見て、すぐ、職員室に飛び込んできてくれた上田さん、先生方に報告とお礼をしてまわります。

こういう… ”学校らしい景色” …ほっこりです。

3年間担任だった増田先生も、それは、それは、うれしそうで…

「塾にも通わず、ずっ~と学校でがんばってた…上田みたいな生徒が受からなくっちゃ!上田は気配りができる生徒で、担任として、随分助けられましたからね~。」と手放しのよろこびよう。

「そんなことありませんよ。(笑)私、数学が苦手だったんですけど、増田先生には、何度も何度も質問して、その都度、丁寧に教えてもらって…感謝しています。」と

先生の言うとおり、礼儀正しく、しっかりとした立ち振る舞いで、お礼を言いました。

「3年間で一番感動したのは…球技大会です。」

そう上田さんに言われて思い出しました。

昨年の夏の球技大会、クラスにバレー部員のいない特進コースの女子が…あれよあれよと…勝ち進み、なんと、優勝という栄冠を手にしたのでした。バレーの得意な子も、苦手な子も、心をひとつにしてボールを繋ぎ、その姿をクラス全員が、全力で、絶対諦めずに、応援し続けると…信じられないプレーまで飛び出して、チームがドンドン強くなっていく。それは、まさに、”あおはる” そのもの。これだから学校って…良いもんなんだよなぁ。見ててそう思わせる、とても、とても、盛り上がる大会でした。

進路を考えるようになって、”子ども好きの自分は、将来、何になったらいいのだろう?”…そう思い、模索している時、養護の下野先生と話をしてて、”自分は養護教員になりたいんだ!” と気づいたと言います。そうと決めたら、もう、まっしぐら!塾にも行かず、埼玉大学を第一志望にがんばってきたそうです。

「国語の佐藤先生には、小論文の書き方、面接対策と、とてもお世話になりました。」

「日本史の佐藤先生もおもしろい授業でやる気にさせてくれました。」

 

ミス武南にエントリーされたこともある才色兼備の上田さん。合格したのは、何よりも自分の努力の賜物のはずなのに、感謝の気持ちを忘れず、ちゃんと口に出して伝える姿は、とてもまぶしくみえました。そして、我々教員も、また、がんばろ!っと心熱くなりました。

授業をしっかり受け、クラスの仲間達と青春を謳歌し、自身の将来の道を模索して、受験勉強と正面から向き合い、努力して、憧れだった志望校に合格し、しかも、周りへの感謝の気持ちを忘れない。本人は謙虚に否定すると思うけど、これはまさに理想的な高校生活の過ごし方、高校時代のお手本です。

本当にうれしい!

 

合格おめでとう! まだまだ、もっともっと、輝ける子!