真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

大学生活ってこんな感じ ♪ 先輩からメーッセージ

2020/10/22

武南に在籍中、アメリカ研修で積極的に異文化にふれていた姿が印象的で、その後、コツコツ努力を続け、宇都宮大学に入学した船戸さんが連絡をくれました。

「私は、今、宇都宮大学生協学生委員会に所属し、大学生の生活を、彩りのある楽しいものにして欲しいと集まった仲間と様々な活動を企画し実践しています。今回、大学生の生活を高校生に伝えるために作られた雑誌風のHPをつくったので、高校生のみなさんに向けて大学の素敵な部分を詰め込んだHPを是非見ていただいて、宇都宮大学のことがベースにはなってはいますが、イメージしにくい大学生活の実際を肌で感じていただき、受験や進学の励みにしていただければと思います。工夫して作成いたしましたので、ぜひ皆様にご覧いただきたいです。」

雑誌風記事掲載

宇都宮大学生協学生委員会(C.C.S.)HP

宇都宮大学消費生活協同組合 HP

 

コロナ禍で、思うような大学生活が送れてない中でも、工夫して、積極的に楽しもうとしている船戸さんが、どんな高校生だったのか、担任だった金子先生に聞いてみました。

「とにかく気遣い気配りのできる生徒で、学級委員をやってくれてました。一番、思い出に残っているのが、朝、私が連絡したこと、事務的な連絡ばかりでなく、気合を入れようと私が言ったことまで、船戸はホワイトボードに簡潔にまとめて、毎日、書いてくれてたんですよ。生徒がこんな形で、こちらの意図することに応えてくれるのは、驚いたし、うれしかったし、どんなことを言ったらどう書いてくれるかって考えるようにさえなりました。笑」

船戸さんに在学中の思い出を聞くと…

「一番印象に残っていることは、アメリカ研修です。中学生の時はベトナムを訪問し、現地の同い年の学生と交流する機会があり、英語でコミュニケーションを取らなければならなかったのですが、自分が思ってた以上に英語が話せなくて、高校生で訪れるアメリカでは、言葉の壁を感じる場面をなるべく少なくしよう!と思い、そこから英語の勉強を頑張るようにもなりました。他にも、ホームステイや現地の高校で授業を受けたり、国連や世界貿易センタービルへの見学といった、他ではあまり体験できないような貴重な経験をすることができたアメリカ研修は、とても印象に残っています。」

英語を教えていた武田先生も言います。

「ボストン海外研修では、色々な場面で、彼女の積極性をみることができました。研修日の最後には、ハーバード大学の教室で、一緒に行動してきた現地の学生に、一番勇気をもって色々なことにトライしてきた生徒として表彰してもらいました。帰国後、2年の最初から、早朝英検2級講座に休むことなく参加してくれて、最初は…アレ?って感じだったけど(笑)…ドンドン安定してきて、長文問題をミスっても1ミスでとれるようになって、見事合格!うれしかったですね。船戸さんは、思いをちゃんと実行に移せる生徒でしたね。」

船戸さんに受験期の話を聞いてみると

「私は、埼玉大学を目指していたのですが、センター試験で出来があまり良くなくて、国立の受験自体を諦めていたのですが、金子先生に「せっかく今まで一生懸命頑張ってきたんだから、国立受けてみない?」と声をかけていただき、宇都宮大学を受験することを決めました。宇都宮まで通えるの?って思うかもしれませんが、埼玉から通う実家生の多くは、JR宇都宮線や大宮駅から新幹線を利用して通学しています。実際、宇都宮大学の学生の約半数が実家生なんですよ。」

 

将来の夢を聞いてみると…

「将来の夢は武南の教員になることです。私は中学校から武南に通い、6年間でたくさんの先生方と関わり、多くのことを学びました。そんな思い出いっぱいの校舎で教員になることが今の夢です!」

と答えてくれました。

成長していく生徒をみることはうれしいことですね。

 

コロナ禍であっても、思いを実行する大学時代を過ごしてくださいね。連絡ありがとう。