真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

厳しいは、楽しい!祝!東京電機大・帝京大 合格

2021/02/16

進学コースで、3年間剣道部でがんばってきた同じ戸田中出身の2人が東京電機大学と帝京大学(薬学部)に合格しました。

家から近いということで武南を受験した2人は、どちらからともなく、高校生活を充実させようと剣道部への入部を決めたそうです。

大柄で、正面からの面打ちが得意な榎本さんに部活のことを尋ねると

「楽しかったですね。そりゃ~(部活いくの)やだな~って思うこともありましたけど…楽しかったですね。いつだって、練習は真剣でケジメがあったし、辞めようと思ったことはありません。顧問の浅岡先生は、剣道のことだけでなく、進路のことでも、よく相談にのってくれましたしね。」

「僕は薬剤師になりたかったので、勉強と部活の両立は真剣に考えていました。図書室に行き、友だちと一緒に勉強しました。ゲームするときはゲームもやって、メリハリをつけて勉強するようにしました。後輩にアドバイスと言われれば、『明日やろうはバカやろう!』、『日々反省』かな。もう少し教科のことを具体的に言えば、英語…英語…英語…英語…やっぱこれでしょ。数学と化学はなんとかなる。笑」

小さい時からボーイスカウトに参加し、誰かのために考え行動する習慣の身に付いている榎本さんは、患者さんに寄り添った薬剤師になりたいと言います。剣道部3年、3名で、3年間がんばってきたもう一人の部長が、この日撮影にこれなかったということで、なら、2人で写真に納まることはよそうという仲間を思う心遣いにも、彼の人柄がにじみ出ているように思いました。

 

相手を制する小手が得意だった渡辺さんは、東京電機大学に合格を決めました。

「武南を選んだのは、自分が目指せる私立の中で一番レベルが高かったからです。入学直後、電話で剣道部の練習に誘われて、『お願いします』っていってました。笑 剣道部に入って正解でした。楽しい部活生活でした。」

顧問の浅岡先生もおっしゃいます。

「2人とも、まじめな生徒でしたね。練習中は真剣なんだけど、剣道の質問だけでなく、勉強の質問、進路のこともよく相談をうけました。」

高校時代の一番の思い出を尋ねると

「文化祭の実行委員会でみんなを引っ張っていくという経験ができたこと。それと、一度落ちてしまった三段の昇段試験に合格できたことです。」

と、ひょうきんなポーズをとりながら、とても真面目な答えが返ってきました。笑

「大学ではロボット・メカトロニクスを勉強するので、将来はSF映画作品にでてくるようなロボットを作ってみたいって思っています。」と、将来の夢も語ってくれました。

「後輩へのアドバイスは、僕は、部活で疲れていても、常に勉強することをこころがけていました。後輩のみなさんも、模試の点数だけとればそれでいいと考えず、定期テストもがんばってください。『俺の敵はだいたい俺です。』図書館などで誘惑をなくして勉強してください。」

厳しい部活生活だったハズなのですが、それを、躊躇なく、『楽しい』って言ってしまえる2人…。部活を3年間続け、コロナで大会そのものは流れたけど、三段取得し、志望する進路を決めたのは立派です。

合格おめでとう!自分の間合いで…メ~ン!!次の世界でも先手必勝!