真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

第1問は落とさない! 祝!群馬大・明治薬科大合格

2021/03/11

笑顔で報告に来てくれた特進コースの若井さん(上尾大石中出身)が群馬大学に合格しました。1年の時から研究者になりたいと言い続け、本当は文系の科目の方がずっと得意なのに、夢の実現のために理数科目に取り組む姿を見続けてきたので、担任の佐藤先生も大喜びです。

「若井さんは、もともと国語力はあったし、小説を書いたり、軽音楽部でバンドやったり、文化祭でクラスでやった英語劇を見てても、表現することが好きな生徒だなぁ~って感じてました。でも、将来やりたいことと、成績のことを考え過ぎて、面談の時は、毎回、泣いたよね。笑」

「…(笑)…先生と話しをしていて、こんなに私の思っていることを受け止めてくれる人がいるんだって…うれしくって、涙がこぼれてました。笑 でも、面談の後は、すっきりして、またガンバロウっていう気合が入りました。」

3年間で一番の思い出を聞くと

「数学の原田先生とのやりとりです!」と言って笑います。

「先生に『私は数学は嫌いです』って、正直に、宣言したのですが(笑)、先生は『若井さん、これはできなくてはダメな問題ですよ~♪』と言って、来る日も、来る日も、課題をだしてくださるんです。」

原田先生も

「それでも、若井さんは、『もう無理です!』なんて言って帰って、翌日、ちゃんと答えを持ってくるんですよ。『3時間かかりました。』って言いながら。笑 本番でもやってくれると思ってました。」と、とても、とても、うれしそうでした。

「受験本番でも、原田先生にアドバイスして頂いたことを思い出して、『設問1は落とさない』と問題に向き合いました。それが良かったのかなって思っています。進路先は、私のやりたい研究に一番合っている明治薬科大に進もうと思います。私は………」

夢の実現を妨げていた高い壁を、自分の努力でブチ破ったということが、大きな自信につながったようです。将来の夢をるる語る姿を、いつまでも、見ていたくなりました。

合格おめでとう!文系の素養十分な理系研究者