真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

意志の強さは本物 祝!東京医科歯科大合格 

2022/03/11

特進コースの稲垣さん(蕨第一中出身)が東京医科歯科大学(看護学専攻)に合格しました。

稲垣さんが武南を選んだ理由は、「家から近い。制服が可愛い。個別相談の時に担当してくれた先生が良かった。」からなのだそうです。そして、その担当だった髙橋先生が3年間、稲垣さんの担任になりました。

 

武南での3年間を尋ねるとたくさん答えてくれました。

「畑先生の『舞姫』の授業で、初めて脚本を書いたりし大変だったけど、楽しかったです。武南の良いところと言えば、講習が多いのと、やさしくておもしろい先生が多いということですね。地震が多発していた時に七澤先生が陰謀論を語りだしたのが思い出に残っています。(笑) コロナで色々な行事がなくなってしまったけど、特進コースは、奇跡的に修学旅行に行くことができたのは、やはり、一番の想い出です。コロナに負けたくはなかったので、休校中の時も、毎日、5時間は勉強していました。オンラインのオープンキャンパスに参加したりして、モチベーションを維持することを心掛けました。」

クラスで学級委員をやってきた稲垣さんを、「まじめで、自分でこうする!と決めたら、きっちり、その目標に努力できる生徒」という印象を髙橋先生はお持ちのようで、看護に進むと決めた三者面談でも、彼女の本気度を強く感じたそうです。

国語を3年間受け持った鈴木先生も、入学当初から、常々授業の中で、共通テストで国語を満点とった生徒はこれまでいないから、そのくらいの気持ちでみんなにはがんばって欲しいとお話されてきたそうですが、2年生のバレンタインデーの時、先生が、稲垣さんからもらったチョコには、こんなメッセージカードが入っていたと言います。

「共通テストで国語満点を目指してがんばります!」

理系の稲垣さんから、そんな力強いメッセージをもらったことにビックリし、その言葉通りがんばる稲垣さんを見て、先生も、ずっとそのメッセージカードを大切に持っていらっしゃり…稲垣さんの意志の強いところに期待していたのだそうです。それが…看護大最高峰、東京医科歯科大の合格という、夢の実現につながって、それは、それは、うれしそうにお話してくださいました。

「私が、これから先もずっと忘れないだろうと思うこと…それは、文化祭。修学旅行。大学の合格発表の日!ネットを見て、自分の番号を見つけたときのよろこびは…忘れられません。合格発表時間前、担任の高橋先生が机の周りウロウロしてたのも…ちょっと、おもしろかった。(笑)新入生に伝えたいことは、英単語は大切。授業のその日の復習は必ずしとく。特に1年の時間がある時期には友達と遊ぶ。ってことですね。私は、将来、救急看護師になりたいと思っています。テレビドラマの影響もあるのですが、人のためになる仕事をしたいって思っています。」

入試が終わっても教室で勉強し続ける稲垣さん。意志の強さは本物です。

合格おめでとう!