真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

6年間の絆 祝!早稲田・日本女子・東農大合格

2022/03/23

 

「わたしたち3人はこのMy BUNAN Storyに載ることを目標にがんばってきました。夢が叶って嬉しいです!」と

早稲田大学に合格した田村柚子香さん(家庭部、合唱部、武南中出身)が声をかけてくれました。

東京農大に合格した双子の姉の保乃華さん、日本女子大に合格した清宮さんと過ごした6年間を

「中一の時から定期テストの前は残って勉強するようにしていて、受験期は毎日一緒に勉強しました。自分たちは朝(7:30頃)から晩(19:00)までずっと学校にいて、家よりも“家”でした。一緒にたくさん笑いあったし、泣き合ったりもした。今思えば… “THE青春” ですね~。」

と振り返ります。

清宮さんも、「自分が、指定校で通りそうなところに出願するか、一般試験にするか悩んでいた時、田村姉妹が、『一緒に受験勉強しないか』って、言ってきて……その時に、今まで成功体験も、失敗体験もないから挑戦してみよう!って、思えたことは、この先も、ずっと忘れないと思います。」と……”THE 青春” ドラマです。

3人が武南中を選んだ理由は、それぞれ、「校舎がキレイ!」「自分専用のipadが欲しかったから」「アジア研修やアメリカ研修がある」ということだったそうです。実際、6年間通ってみた印象を聞くと

「先生が良い人が多い!相談も親身になって聞いてくれるし、勉強もわかるまで教えてくれました。」(保乃華さん)

「先生がみんな温かい!!優しい!!6年間いただけあって顔見知りの先生が多いのでたくさん声をかけてくれて、すごくうれしかった。」(柚子香さん)

「窓が大きく、壁に木が使われた教室で、気持ちまで開放的になりました。」(清宮さん)と笑顔で返ってきました。

朝早くから学校に来て、彼女たちの頑張りを見てきた担任の池松縄先生も

「毎朝、彼女たちをみかけると…私の方もがんばらなくちゃっていう気になれて、私の方が、いつも、彼女たちに励まされていた感じがします。」

と素晴らしい生徒との出会い、そして、その努力が実を結んだことを喜んでいました。

夜遅くまで見守っていた遠藤先生も

「彼女たちはいつも一緒に勉強していましたが、一緒に行動してはいなかった。何もかも一緒とかではなく、早く帰りたい時は、一人で帰る。でも、みんなで、それぞれの目標に向けてがんばり続けていた。それが良かった。受験勉強を通して、彼女たちが成長していくのがわかりました。」と、うれしそうでした。

印象的な授業を尋ねると

「世界史の奥田先生の授業!!授業のわかりやすさ、おもしろさはピカイチです。先生が作った授業プリントを何百回も見返しました。先生のおかげで1年で偏差値が20以上あがりました♥学部も含めて先生の後輩になることができて本当にうれしいです!」(柚子香さん)

「田中先生の小テストがすごくためになりました。山浦先生の雑談がおもしろかったです。二人のおかげで数学がなんとかなりました。」(保乃華さん)

「林先生の世界史の授業はわかりやすいし、裏話とかもまじえてくれておもしろかった。先生自身も楽しそうで、一番好きな授業でした。全体的に、社会科の先生の授業は楽しくって、自分でももっと追求したくなりました。」(清宮さん)なのでそうです。

武南で一番印象に残っている行事とこれから先の目標を聞いてみました。

「中学の時にアンコールワットに行った時、気候も明らかに日本と違って、初めて本当の異国情緒を感じました。それがきっかけとなって、日本史から世界史を選択することにもなりました。武南の社会の先生はみんなとてもおもしろくって、自分もそんな先生になりたい!って思って史学科を志望しました。大学でより深い歴史の知識を習得し、憧れの先生に近づきたいと思っています。」(清宮さん)

「中1の時、北島先生の授業で英語が好きになり、将来は海外で働きたいと思うようになりました。カンボジア研修に行った時、発展途上国の支援に携わりたいと思い、NGOや国連の活動に興味を持ちました。コロナでアメリカ研修には行けませんでしたが、事前学習でEnglish Campでは、外国人の留学生と交流してことで、もっと英語が好きになりました。なので、将来は、世界平和に貢献するグローバルリーダーになりたいって思っています。」(柚子香さん)

「修学旅行。美味しいお店を調べて、みんなで食べ歩きしてきました。私は、将来は研究職につきたいって考えています。具体的にどんな研究をしたいかは決まっていませんが、遺伝子の力を使って様々なことを研究し、社会の役に立つような開発をしたいって思っています。」(保乃華さん)

最後に新入生へのメッセージをお願いしました。

「受験できる方式が増えるので定期テストはしっかり点数をとって、英検も最低2級とっておく」(清宮さん)

「英語!!高3に上がるまでに基礎固めできていたので、3年は苦手な国語、世界史に多くの時間を費やすことができた。計画的に勉強する習慣をつけよう!!」(柚子香さん)

「数学。私は数学が苦手で、成績が伸び悩んでいたので、早いうちから基礎固めをしておけばよかったと後悔したから、絶対はやいうちからやった方が良い!」(保乃華さん)

 

本当に温かい6年間を過ごしたんだろうな~そんな思いが伝わってくるインタビューでした。

合格おめでとう!それぞれの世界で羽ばたいてくださいね!

記事を書いている時に、柚子香さんは埼玉大学にも合格したと連絡がありました。おめでとう!