真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

共に頂上を目指す友をもて 祝!大阪大 合格

2023/03/10

特進コースの引本さん(吉川南中出身)が、大阪大学に合格しました。

発表直後に、職員室に飛び込んできてくれたので……みんな大喜びです。

どんな受験勉強してきたのか、そもそも、引本さんが武南に決めた理由はなんだったのか、そこから話を聞きました。

「武南に来た理由は、中学3年の最後の北辰テストで偏差値70を切ってしまい、こりゃ武南かな」と、悟ったからだそうです。

3年間担任だった金子先生も、それは、それは、うれしそうで、

「やってくれると思ってたけど、うれしいですね。クラスに、ハイレベルの大学を目指す仲間がいて、数学の問題を出し合ったりとか、競い合って、知識を共有し合って取り組んだのがよかったんですね。」と、快挙をよろこんでいらっしゃいました。

後に続く後輩のために、秘訣を聞き出そうとしたのですが、

「大阪大学と決めてからは、同じレベルの国立大学の問題、北大の過去問とかをやりまくりました。」

と、さらりと、レベルの高いことを言います。さらにくらいついて、慶応大も合格したけど対策は?と尋ねたのですが、

「なんか、最難関国立大の問題をやっていたら、できるようになっていました。」

と、(笑)これまたあっさりと返えされてしまいました。誰でも習得できるような安易な方法が語られることはありませんでした。

そんな引本さんも畑先生の面接指導は役に立ったと言います。「熱心に指導をしていただいてきたので、本番では…え?もう終わり?といった感じでした。」ひょうひょうと合格のよろこびを語る引本さんですが、実は、一番緊張したのが発表の前で、「はきそうでした。」と笑わせてくれました。

受験した学校すべてに合格した引本さんに、理数系の科目よりは苦手意識があった英語について質問した時にこんなヒントがありました。

「英語は、共通テストの予想問題を1月に集中して何回分もやってペースがつかめ、本番でもうまくいって、アレで(受験の)波に乗れたのかなって思います。」

彼のアドバイスのすべてを、そのままマネできることではないかもしれません。それでも、参考にすべきことを抜き出すと、①志を高くもつ、②共に頂上を目指す友をもつ、③受験の波に乗る、ということであったように思います。

将来は新薬開発を考えていると引本さんはいいます。いつか、次の目指す高みを語りに学校に遊びにきてください。

合格おめでとう!

この先の夢も共有させてくださいね。