真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

運も味方したくなる人 祝!千葉大 合格

2023/03/27

特進コースの郷原さん(吉川南中出身)が千葉大に合格しました。

卒業式の時には卒業生代表として答辞の大役を見事に務めてくれた郷原さんに、武南を選んだ理由を聞いてみました。

「塾の先生に候補としてあげて頂いて、いくつかの高校を見に行ったんですが、武南の説明会を聞いて帰るとき、『ここなら3年間通える』って思ったんです。自分で学校へ行ってみると雰囲気がわかるじゃないですか、ちょっと窮屈だな~とか、居心地が良いなとか。」

 

クラスではたくさんの良い友だちに囲まれ、にぎやかに学園生活を過ごしてきたという郷原さんは、成績優良賞にも選ばれるほど優秀だったので、どんな勉強をしてきたのか聞いてみました。

「そんな特別なことはしていませんよ。定期テスト大切にしてきただけですから。笑 最初、一般入試で受けようと思ってたんで、模試の見直しはやってました。問題の形式になれるとか、自分ではわかっていると思ってたところが実は理解できてないって気づいたりとか…。そんな発見がありました。模試の判定も悪くはなかったのですが、3年の7月頃、休み時間に、雑談的に国語の畑先生にTVで見た、着なくなった衣料を海外援助という名目で海外に輸出することが、現地でゴミ問題に発展してしまっていることもあるという話をしたら、『公募制推薦も挑戦してみたら』となりました。」

※パンフレットには「総合型選抜」とありますが、「公募制推薦」が正解です。訂正し、お詫びします。申し訳ありませんでした。

将来は、こんなことをしてみたいという提案もありました。

「大学では学生主体で環境マネジメントシステムを運用している環境ISO委員会に入りたいと思っています。将来、何をやりたいのかは未定ですが、環境問題に関して、もっと学んで、行動してみたいと思います。後輩のために受験アドバイスできることがあれば、これからもしたいと思いますが、いつか、私の方から環境関連のことで、武南の後輩達にも協力してもらえるような関係性が作れたらいいなって思っています。」

 

ひとつひとつの質問に丁寧に、自分の言葉で語ってくれる郷原さんと話していると、ポカポカした気分になってきます。

「色々な人に支えられて、心配してもらって、今の自分がある。繋がっている人たちに感謝の気持ちを伝えたい。」

ごく自然体でそう語る郷原さんを見ていると、郷原さんが周りの人たちを思いやる気持ちがちゃんと相手に届いているから、周りの人たちも一緒にいたいと思うし、応援したくなる。郷原さん本人が、卒業式の答辞で言っていた、これこそまさに、『運も味方したくなる人』だって思いました。