真に健全で個性豊かな人間教育の樹立

学校法人 武南学園 武南高等学校

”のびしろ”は無限大 祝!筑波大合格!

2016/03/25

「わぁ~どんな世界で活躍するんだろう」

演劇部での彼女の熱演を観て、ファンになりました。

特進コース田口さん(久喜市太東中出身)が筑波大学に合格です。

「部活に演劇部がある…パンフレットに書いてあったので武南を受験したのですが、部員がいないということで…休部状態。がっかりしたんですけど…なら自分でどうにかしちゃえ!って…友達、後輩に声かけまくったものの…集まったのは2人だけ(笑)。それでも諦められなくって、なら2人でできる演目を考えちゃえばいいんだと…そして、やっと、文化祭の舞台に立てたんですよ~。(笑)」 

夢の舞台での彼女の存在感。女子生徒たった2人の掛け合いに…どんどん引き込まれてしまいました。「この子は自己表現をすることが好きなんだな~。」ほとばしる情熱を感じました。

将来の進路を考えた時、”芸術に関わりたい” ということは常に頭にあったと言います。実は、田口さん、演劇だけでなく、絵を書くことも好きだし、書道も4歳の時からやっている…とアーティスティックな才能に溢れているのです。

 

「担任の大岡先生の英語の授業は、怖かったけど…(笑)、よく考えられていて、自分の力がついてくるのがわかるので…懸命についていきました。入試でも英語だけは自信を持ってのぞめたのも、先生のお蔭です。」と田口さん。一方、大岡先生も「この子は国語と英語はよくできたよ~。センターで8割はとれてたんじゃないかな~。芸術の世界は評価が難しいけど、きっと、田口の生き様が文字に表れて…合格に結びつくのではと思っていましたよ。」と…うれしそう。

「正直、試験会場にいる人の『書』は、どれもすばらしいんです。みんなと同じように型にはまった作品を書いても…と思ったので、自分らしい元気の良さと”のびしろ”を見てもらおう!と作品に気持ちを込めたんですよ。」と田口さんが、試験会場での作戦やこれからの将来について話してくれると…。ウンウンとうなづきながら、大岡先生は、「この子は小さくまとまるようなタイプじゃないから。のびのび、おおらかに…それが、この子の良さだから…。」とニンマリです。

 

「武南には二つの宝がある。一つは生徒。もう一つは、一生学問し続ける教師」 

 

40年前、当時の濱田理事長が語られたことを、2人のやりとりを聞いていて思い出しました。

 

合格おめでとう!これからがますます楽しみです!